第7章 箸休めII
明らかに何かぬめりとする感触が
お互いのそれにまとわりついて
でも お互いに熱を吐き出してはいない
俺 まだ大丈夫だよね?
イッてないよね?
あなたを見ると
もう惚けてどうにかなってしまいそうなくらい
頰が色づいて
呼吸も荒くなってる
ああ なんてエロ可愛いんだろう
智「…翔 くんもエロい かお…」
翔「エロい事してるんだもの… あなたと…」
優しく 俺の頰を手のひらで覆って
智「ゾクゾクするくらい… いいオトコだなぁ…」
駄目だ 智くん
智「もっと…エッロい翔… 見たい…」
ここでそんな事言うなんて
もう 我慢が効かない
翔「じゃあお望み通り あなただけに…」
智「うあっ…!!」
丹念に柔らかくした蕾から 指を引き抜き
性急に 俺のそれを押し当てて
そのまま ぐいっと
智「んんっ…!!」
翔「…っぶね…」
まだ 先っちょちょっと挿入れただけ
危ない危ない
イッてしまうかと思った
智「翔…?」
翔「いや… あなたのナカ挿入ったばっかりでもうヤバイ…」
すると
小悪魔じみた 妖艶な 愛しいあなたは
智「おいらのナカ そんなに気持ちい…?」
流し目で 片方の口角をキュッと上げて
怪しく微笑むと
俺の背中に両脚を巻きつけて
智「早くこいよ… 奥まで…」