第6章 気配斬り
潤「あ じゃあ俺が初期位置設定するよ」
相「松潤俺自分で初期位置決めるよ!!」
潤「相葉くん そんなにしゃべってたら居場所教えてるようなもんだよ(笑)」
相「あ!そうだね!! じゃあしゃべんないで動くね!!」
ニ「しゃべってるじゃないですか」
まずいな
相葉さんは相葉さんで 私の気配を鋭く察知する
おじさんを探し出すのが目的なんだけど
もはや 相葉さんの頭に
その目的があるかどうかも定かじゃない
要は楽しみたいだけの様な気がする
そうなると私は断然不利な状況に陥る訳で
おじさんを見つけ出すどころか
叩っ斬られて痛い思いをするだけの様な気がする
それだけは回避しなければ
ニ「相葉さん わかってますね?」
相「うん!気配を感じたら少し近づいてから叩けばいーんだよね!? 縦に!!」
ニ「ルールの話じゃありません 主旨の話です」
相「シュシ??」
駄目だ こりゃ
ニ「潤くん よろしく頼みます」
潤「了解(笑)」
目隠しをして 潤くんに連れて歩かされる
よし これだけ歩けば相葉さんとはかなり離れたはず
潤「リーダーも混ざるんだよー!! 拒否権無しね!」
潤くんの声にも応答が無いけれど
拒否権無いですからね おじさん
潤「では 気配斬り 始め!!」