第4章 可愛いワンコ
ニ「今日のロケもワンコ洗ってきたんですか?」
相「そう でも今日のはいつもの多頭飼いより気持ちが楽だったよ? ワンコ達もきちんと愛情もらってたし 代表の人もいい人だった」
湯船に浸かって
ニノちゃんにシャンプーハットを被せながら
ニノちゃん こんなのいらないですって
いつも嫌がるんだけど
お風呂でゲームする時に必要でしょ?
そんで
これがまた可愛いんだ(笑)
ニ「どうして被災地に保護しなきゃいけない動物がそんなにいるんですか?」
相「避難する時にペットは連れて行けなかったんだろうね 実際大型犬ばっかりだったし」
ニ「そうなんですね 大型でも小型でも家族に変わりはなかったろうに」
相「それだけ切羽詰まった状況だったんでしょ でもホントあの人1人でよくやってるよ 俺の手伝いなんて猫の手にもならない」
あ しまった
落ち込んじゃう様な事 自分で言っちゃったよ
相「死んだ子達のお骨もちゃんと火葬して置いてあった ああやって8年も毎日頑張ってたんだもんなぁ」
ヤバイヤバイ
自分でどんどん深みにはまってっちゃうよ
ニ「あなたはあなたの 今出来る事をしてきたんでしょう…?」