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【※R18】カラダからはじまってもいいですか?【現パロ】

第3章 第2章 飲み会




部長は

あぁ。とかほぅ。とか相槌を打ってくれていたから喋りやすかったのかもしれない。


『この事をねハンジに話したんですよっ!
そしたらね血相変えてその最低な男殴り倒してやる!!って暴れてね
落ち着かせるのは大変だったけど、あぁ私はいい友達を持ったなぁって改めて思いました!













でもですよ。でも…』


なんとなく顔を上げずらくなりジョッキに映る自分の歪んだ顔を見ながら話す



『ハンジが言うように世間一般からすれば多分最低な男だったんでしょう。
この話を街中の人に聞かせたら100%彼氏が悪いって言われるかもしれない。

でもっ!でも私は…

そんな彼が大好きだった…。
心から愛してたんですよ…。』


唇を噛み締めながら言う。
でないと泣きそうだったから


この顔を見られたくないせいかベラベラとまた喋り始める



『こんな彼氏より仕事を優先するクソみたいな女を愛してくれた。
だから彼のためならなんでもした…

料理も洗濯も掃除も!
誰よりも頑張って彼に尽くしてきた!
それが私に出来ることだったから…!

たまに私が先に帰れて彼の家に行けた時は彼の好きなハンバーグを作った!
そしたら彼は
目を輝かせて・・・
ミユ以上に上手いハンバーグは食べたことない!!

ってまるで子供みたいに食べてくれた…!
私が仕事で疲れた時はミルクティーを出してくれた!
疲れていたら膝枕をさせようとする彼が好きだった…!



だからっ…



だからハンジにその男は最低だとか
世間一般から最低だと言われても


別れ際にあんな言葉を投げかけられても!
二股されていたとしても!



彼の事が忘れられないんです…。
彼の事をまだ愛しているんです…。



もう2人の時間は終わったのに、
この気持ちに別れを告げなきゃいけないのに...。』








はっ
私何話してんだろ。しかも上司に…





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