【※R18】カラダからはじまってもいいですか?【現パロ】
第3章 第2章 飲み会
『あっごめんなさいっ!
こんな胸糞悪い話聞かせてしまって!』
そういって顔を上げると
『そんな顔するな…。
ここでは抱き締める事も出来ないからな…。
これでとりあえず顔ふけ』
そういって頭を撫でられハンカチを出される。
へっなんでハンカチ!?
、となったけどすぐに気がついた。
私泣いてる…?
畳の上に黒い粒のシミがいくつかできている
自分の涙が手の甲をぬらす。
自分が泣いているとわかった瞬間涙が溢れてとまらなかった。
別れた後も涙を流さなかったのに…。
なんでっ···なんでっ...!
自分でも分からないくらい涙が溢れてきた。
『チッ…』
と部長が軽い舌打ちをしたかと思うと
『おいっこいつ酔ってるから帰らせる。
家の方向が同じでな…
ほらいくぞ。』
と半ば無理やり手を引っ張られ慌てて鞄をもって居酒屋をでる。
『これからどうする?このままタクシーで帰るか?それとも俺の家でもう1杯するか…』
そう聞かれた時
頭で考えるより先に口から出た。