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be taken prisoner

第4章 小林君の欲情


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「ばかやろうっ!朝の点検に遅れるたぁー何してんだ!」
「すっすいません!」
待機室の中は勿論、刑務所内にも響き渡るぐらいの大声で大橋は怒鳴り付けると、小林は肩を竦(すく)めた。

刑務官の一日の始まりである「職員点検」に遅れ、あまつさえ始業時間にも遅れた小林は大橋に叱られているのだ。
大橋の隣に立っている瑞希も、腕組しながら呆れた表情を浮かべた。


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