第4章 小林君の欲情
「あ!やだっ!小林ぃ…っ!あぁあ__っ!」
何度も中を突き上げられている時だった。
頭の中が真っ白になり、瑞希は全身を震わせた。目に写るものがぐにゃりと曲がり、浴室が酸欠になっているんじゃないかというほど息が上がる。
自分の躰では無いと思うほど痙攣していた。
「イっちゃったんですか…?イっちゃったんですよね…?じゃあ、俺もあとちょっとでイくんで、もう少しだけ…付き合ってください…っ」
「はぁ…はぁ…え?…あっ!」
瑞希の太股を掴むと、小林は目を瞑(つぶ)り一心不乱に腰を打ち付けた。眉間にシワを寄せ、上りつめようとしている姿は雄雄しく、奥の奥まで突き刺すように瑞希の中を掻き回した。
「__つっ!」
息使いをだんだん荒くさせると、小林はぶるりと身を震わせた___。