• テキストサイズ

〔実況者〕中短編集 -R18-

第4章 従兄弟フジ


名前「フジくん?」

名前を呼ばれ、ハッと我に返る。

フジ「あぁ!あれ、見惚れてた…」
名前「!!?///」
フジ「あ、ごめん!ちがっ、あの、変な意味じゃなくて…」

つい口が滑ってしまった。
(やっちゃった…)

名前「あの、フジく…」
フジ「名前…ちゃん?」
名前「私に…教えてくれないかな…キスの、仕方…だめ?」

ちょ…っと待って、破壊力。
俺だって男だよ?いつもは優しく接してるけど、
頭の中はあんなことや、こんなことでいっぱいだよ?

フジ「俺で…いいの?」
名前「フジ君じゃなきゃ…嫌だな…?」

こんなこと言われて、手出さない男がどこにいると思う?

フジ「家、行こ」
名前「フジくっ…」

俺は彼女の腕を、
自分でもわかるぐらい少し強引に引いた。
(少し痛いかもしれないけど…ごめんね?)
今日はもう抑えられない…
/ 33ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp