第4章 従兄弟フジ
<フジの家>
名前「なんか…フジ君の家、久しぶりな気がする…」
フジ「そう、だね…」
名前「また来られて嬉し…!」
チュっ、
限界だった。
家に入って、周りの目を気にしなくてよくなった瞬間、彼女にキスを落とす自分がいた。
名前「っ!////」
彼女は顔を真っ赤に染めて、
驚きを隠せない表情で俺を見つめる。
フジ「我慢できなかった…/」
名前「て…」
フジ「へ…?」
名前「して、もっと…」
自然と上目遣いになる身長差。
わかりやすく照れながらも、
真剣な目で訴えかける彼女に…
惹かれた。
フジ「名前ちゃん…可愛すぎるよ」
そっと彼女の髪を撫で、腰に手を回し、
細く華奢な身体を引き寄せる。
名前「んっ、」
かすかに声を漏らす彼女。
そんな些細なことでさえも愛しく思ってしまう。
チュウ
フジ「…名前ちゃん、これがキス…だよ。」
名前「う、ん…」
フジ「どう?」
名前「柔らかくて、熱くて、ドキドキ、する…!」
素直な感想とともに嬉しそうに笑顔を見せた。
これ。俺はこの笑顔に弱い。
可愛い、可愛い、可愛すぎる…
"独占したい"
フジ「こういうのもあるんだよ…」
名前「んぅ…!」
彼女の唇をペロリと舐め、軽く開かせる。
一瞬緩んだ隙に舌を忍び込ませる。
名前「ふぁ…っ」
フジ「ん、ぁ」