第3章 キヨ×ヒラ
ヒラ「スー…スー」
俺はすぐさま深く夢の中へ落ちていった。
-午後7時-
キヨ「さむっ、ふぅ。着いた…。」
ピーンポーンピーンポーン
ヒラ「Zzz」
キヨ「え、出ないんだけどw」
(ったく、しょーがねーなぁ。)
あとあと聞いたら、この時キヨはポストに入れてあると伝えておいた、スペアキーを使って鍵を開けたらしい。
キヨ「ラーヒー、入るぞ?」
ガチャ
ヒラ「ん…」
扉を開ける音に気づいたが、寝ぼけている僕。
キヨ「お、っと…寝てんのか。」
と彼は小さくそう呟くと荷物をゆっくりと置いた。
だんだんと眠りから冷めていく僕。
キヨ「ね、ラーヒー。」
気づくと彼は僕が寝ているベッドのすぐそばまで来ていた。
(このまま寝てたらキヨ、どうするんだろ?ちょっといたずらしちゃおっかな…♪)
キヨ「…!」
ヒラ「(ん、どうしたんだろ…)」
ンチュッ
ヒラ「!?/(必死に動揺隠し)」
キヨ「ヒラ。起きないなら…」