第2章 兄キヨ
名前「うん!すぐ返すからっ、ね?」
身長差ゆえに自然と上目遣いになる名前。
キヨ「っ、」
妹とはいえ、もう立派な女の身体になっている。
(てかなんだよその格好…谷間。見えすぎ。ませやがって。)
名前「お兄ちゃん?どうしたの?」
俺の耳には何も入ってこなかった。
そりゃそうだろ、俺はついさっきまで、その、えぇ…っと、な?あれだよ、オナ…ん”ん”ん”っ!!
…なわけだよ?
名前「ねー、どうしたのって聞いてるじゃんっ!」
キヨ「あぁもう、ほんっとにうるせぇ…(ボソッ)」
性欲とイラつきで感情がぐちゃぐちゃになった俺は、名前の腕を掴み強引に部屋へ引きずり込んだ。
キヨ「はぁ、はぁ…」
名前「お兄ちゃん!何!痛いから離してって!」
キヨ「うるさい」
名前「え…っ?」
キヨ「次そのでけぇ声出したら…どうなるかわかってんだろうな?」