第18章 赤井side4※
彼女の体をベッドに寝かせ
眠る様に催促するが
眠れば俺が居なくなるから
寝ないと駄々を捏ねる
そんな彼女に
朝起きても隣に居てやるからと
言いながら彼女の横に寝転がった
漸く目を瞑ってくれた彼女の
額にキスを落とす
『…赤井さんのえっち…』
彼女は照れているのか
俺に背を向け眠りについた
翌朝、いつもの様に
彼女より先に起床し
彼女の寝顔を見つめる
無防備に寝ている彼女の
髪に触ると薄っすらと瞳を開けた
彼女は朝が弱いらしい。
ごろんと寝返りを打つと
俺の腕の中に入り込んできて
まだ眠いから寝ると言う。
俺を男だと理解出来ていないのか…
彼女を襲いたい。
全てを食べ尽くしたい。
そんな欲に悩まされた
彼女の耳を舌先で舐めれば
小さく声を漏らす
パジャマから覗かせた首筋に
舌を這わせれば
くすぐったい、と
危機感を感じていない様で
彼女の身体の上に覆い被さり
パジャマの中へ手を滑らせて
胸の飾りを指先で摘んでやった
声を上げてびくんっと身体を
反応させる彼女が
可愛くて、もっと触りたくて…
漸く目を覚ました彼女の
制止の声も無視して
指先を動かしながら
首筋に舌を這わせた
甘い声を漏らしながら
身体をビクつかせる彼女
彼女は漏れ出る声を抑えようと
両手を口に当てていた
可愛い…もっと乱れさせたい
パジャマを捲り上げると
姿を現わすぷくっとした
ピンク色の胸の飾り
彼女の抵抗を無視し
肌にキスを落としながら
その飾りを口の中に含んだ
舌先で弄んでやれば
ビクビクと身体を震わせ喘ぐ彼女
顔を真っ赤にさせて
瞳を潤ませて…。
『…やっ…あかいさんっ…やだぁ
こわいっ…っ…たすけて…おきやさんっ…』
次第にボロボロと涙を流し
泣きじゃくる彼女を見て
やり過ぎたか、と理性を取り戻す
彼女の涙を拭い
謝罪の言葉を口にする
『あかいさんのばかぁ…っ…』
彼女の身体を抱き起こし
腕の中へ閉じ込めた
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