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【R18】なんの罰ゲームだよ【赤井秀一】

第18章 赤井side4※




子供に言うべき事ではないと
彼女に話を合わせたのだろう。
こちらとしても好都合だ


だが、彼女が安室くんに
会いに行き話をした事が
気に入らない。


彼女はまだ赤井に会うまで
今日は寝ないと言っている


良いだろう、
赤井に会わせてやろう


夜更かしの許可を出し
張り切って準備に
取り掛かる彼女。
書斎に入ったのを確認し
変装とき、風呂に入る


それから彼女が待っているであろう
書斎に足を運ぶと
彼女は大きな本棚に凭れながら
静かに眠っていた


赤「こんな所で寝ると風邪引くぞ」


側により抱き上げると
まだ寝惚けている彼女


書斎を出て
彼女が使用する部屋へと運ぶ


夢か現実か分からない様子で
ちゃんと起きていると言えば
意識が覚醒し、俺を離さないと
言わんばかりに抱き付いてくる


全く無防備で可愛い


部屋に付き中へ入ると
ベッドに降ろしその横に腰掛けると
俺に用があったんだろ、と尋ねてみた


彼女は安室くんと
仲直りしようと提案してきて
彼と今度話そう、と返事をする


それから彼女は何かを
思い出した様に口を開く


『赤井さんって、なんで
夢と現実を行き来できるの?』


彼女は少々人並み外れた思考回路の
持ち主の様で、そこがまた可愛くて
喉の奥で笑った


馬鹿にしてるだろ、と
言いたげに怒る彼女の
頭を撫でた


赤「全部現実で君と会っている。
寝惚けていたんだろうな」


そう言えば、彼女は
思考回路が追いついていない様で、
家主の許可も得てここに住んでいる事も
説明した。


状況に整理がつかない様子の
彼女は少しパニックになり掛けていて
ぐるぐると表情を変えていく


その姿を見て静かに笑った


一通り整理がついた様で
最終的にむすっと怒っていた


怒った顔も可愛くて
顔を見ているとある事に気付く


両手で彼女の頬を包み
よく見てみると
目の下にクマが出来ていた


夜中に目が覚めたり
夜更かしをしたりしていたからか。
それを指摘すると


『赤井さんだって出来てるじゃん』


と指摘された




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