• テキストサイズ

【R18】なんの罰ゲームだよ【赤井秀一】

第13章 微熱と勘違い




赤井さんが部屋を出て行って
体温を測ると微熱だった


赤井さんの体感の方が正しかった事が
腹立つなぁ


この家に来てからの事を
思い返すと余計に腹が立つ


沖矢さんのスキンシップが
激しいからアメリカ人か!って
言った時、
"私は"アメリカ人ではありません
って言ってたなぁ


あれは沖矢さんはアメリカ人では無いけど
赤井さんはFBIだから戸籍上アメリカ人だと
言うことだったんだなぁ


腹立つー!


胸の先を沖矢さんが
手当てしてくれた時だって
わかってて意地悪く手当てしてきたんだな!


あー、いつか仕返ししてやろう…


ベッドでゴロゴロしながら
ふと思った


ここは赤井さんが使ってる部屋


ふっ…何か見られちゃまずいものでも
あるんじゃないのぉ〜?


私はベッドから飛び降りて
そのままベッドの下を覗いた


『…何も無い…』


次はクローゼットの中だ!


ガラッとクローゼットの扉を開ける


『黒い服…黒い服…
半分は黒く無い服…』


黒いのは赤井さんので
それ以外は沖矢さん用か。


他に何か無いのかな…


ん…?なーんだこれ


足元に大きなケースみたいなのが…


ギターケース…?
いや、ギターよりも大きい様な…


しゃがみ込んでケースを開けると
中身にびっくりして尻餅をつく


ちょっとおまわりさーん!
家の中にスナイパーライフルを
隠し持ってる人がいるんですけどー!


他にも何か白い布…?


『あれ?…ハンカチ?』


ライフルと一緒に白いハンカチが。
明らかに女性物…


何処かで見た事がある様な…


考え込んでいると急に体が宙に浮く


『あっ!』


赤「こら、子供が触るもんじゃ無い」


私の体は後ろから赤井さんに
抱き上げられていて


って…


『子供じゃ無いし!』


手に持っていたハンカチも
取り上げられてしまう


赤「十分子供だろう
また熱が上がったらどうするんだ」


そう言いながら赤井さんは
私の体をベッドに連れて行く


このーえろじじい!



.
/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp