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【R18】なんの罰ゲームだよ【赤井秀一】

第6章 あかいさんのえっち※




赤「こんな所で寝ると風邪引くぞ」


私は体に感じる温もりと
誰かの話し声で薄っすらと目を開けた


『…んん…』


赤「ほら、起きるんだ」


あれ…?


『…赤井さん…?』


赤「ああ。
全くこんな所で寝るんじゃない」


赤井さんは私を抱き上げて
書斎を出て行き私の部屋へと向かった


『私、起きてる…?ん?夢か?』


赤「安心しろ、ちゃんと起きている」


おおー、まじか!


その瞬間、しっかりと意識が覚醒した


『よっしゃあ、赤井さん確保ー!』


私は赤井さんにしがみ付いた


離さんぞー!


赤「こらこら、
俺は何処にも逃げん、安心しろ」


部屋に着くと
私をベッドに降ろしてくれた


その横に赤井さんが座った


赤「俺に用があったんだろう?」


『うんうん!そうなの!
安室さんと仲直りしよう!
喧嘩は良くない!
ケーキの横取りも良くない!』


赤「そうだな…今度安室くんと話をしよう」


よし!これで仲直りだ!


何度も言うが私のおかげでな!


私は腕を組んでうんうん、と頷いた


あ!そうだ!
私、赤井さんに聞きたい事あるんだった


『赤井さんって、なんで
夢と現実を行き来できるの?』


そう言うと、赤井さんは
くくっと喉の奥で笑った


笑うなー!


私の様子を見てか
赤井さんは私の頭をぽんぽんと撫でた


赤「俺は名前の夢に
一度も出ていないぞ
全部現実で君と会っている」


は…?え…?


赤「寝惚けていたんだろうな」


待て待て待て…


状況が追い付かないぞ…


赤「因みに、俺は
不法侵入者ではないぞ
ちゃんとこの家の主人に
許可は得ている…会ったことはないがな」


『んんん?…ここに住んでるの?』


赤「ああ」


嘘だろ…


『何処に隠れていたんだー!』


そう言いながら
赤井さんの顔をバッと見上げた


相変わらず静かに笑っていた


くそー…腹立つな…


待てよ…
てことは沖矢さんも知っているのか?


知っていたら何で
悪い夢でも見たとか
しょーもない嘘をついたんだ…?


まさか…


私をからかっていたのか!


やられたー!


メガネこんにゃろー!



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