• テキストサイズ

【R18】なんの罰ゲームだよ【赤井秀一】

第5章 喧嘩の理由




沖「名前さんは優しい人ですね…
もっと頭撫でてて下さい」


むむ…!
何だか誤魔化された気がするぞ!


でも今日の沖矢さんは変だ


『し、仕方ない人ですねっ!』


何だか、甘えられると
調子狂っちゃうなぁ…


とりあえず喧嘩の原因は
直接本人に聞くしかないか


うーん…それにしても
赤井さんは実在する
人物って事でいいのか?


夢の中だけじゃないのかぁ…


すげーな、夢と現実を
行ったり来たりしているのか!


中々やるなぁ、赤井さん!


今日の夜は書斎で待ち伏せしてやろう


沖「名前さん、
何を企んでいるんですか?」


『昨日の夜は赤井さんに
会えなかったから
今日は待ち伏せしてやろうかと!』


沖「でも、夢に出てくるなら
眠らないといけませんよ?」


『いいや、安室さんが会ったことあるなら
きっと、現実でも会えるはず!』


沖「…夜更かしは私が許しませんよ」


メガネ、妨害する気か…!


『やだ!今日だけ!お願いー!』


沖「ダメですよ」


と、頬をぷにーと引っ張られた


『やだ!沖矢さんのケチ!』


私は沖矢さんの膝の上から
飛び降りた


メガネが妨害するなら
私だって奥の手があるんじゃいっ!


私はパタパタと走って
お財布を取りに行って
そのまま玄関に向かった


玄関で靴を履いていると
沖矢さんに後ろから声をかけられる


沖「どこに行くんですか?」


『沖矢さんには教えないもん!』


べーっと舌を出して
玄関の外に出た


沖「全く…困ったお嬢さんだ」


背中から沖矢さんの声が
聞こえた気がした


私はパタパタと走って
向かった先は喫茶店ポアロ


赤井さんに聞けないなら
安室さんに聞けばいい


カラン…とドアを開けて
ポアロの中に入った


安「いらっしゃいませ…
おや?名前ちゃん、一人かい?」


『うん!』


私は空いているカウンターに座った


『あのね、安室さんと
お話ししたくて来たの』




.
/ 107ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp