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刀剣乱舞/天青 【刀剣乱舞】

第2章 初めの一振と共にその地へ足を踏み入れる


「あー、川の下の子です。加州清光。扱いづらいけど、性能はピカイチってね。よろしく、主」
先程まで刀の姿だった〝加州清光〟が人のカタチで人の言葉を発している。なんとも不思議な心地だったが、微笑を浮かべる彼に、悠青も小さく笑みを返した。
「俺は天刃悠青。審神者とやらに選ばれたようだ。わからないことばかりだが、よろしく頼む」
悠青が自己紹介すると、加州清光は目をぱちくりさせたあと、先程よりも深い笑みを見せた。うんと頷く悠青に、こんのすけが「では」と声をかける。
「これより主様と初期刀加州清光を本丸へお連れします」
「あぁ、頼む」
はい!と声を上げ、こんのすけはタシッと床をたたいた。悠青をここへ連れてきた時のように紋様が浮かび上がり、彼らはその上に立った。光の柱が立ち上り消えた時、ただそこは真っ白な空間となっていた。
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