第3章 悔いなき選択 (後編)
ハァ……
ハァ…………、
お前を、殺す……ッ!!殺してやるッ…………!!殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺す殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺ス殺スゥ"ゥぅ"う"ゥウウ"ッ……………………!!!!
ズシャァァッ…………!!
グオ''オォアア"ア"ッ!!!!
突如、肉を切り裂く音が響き、巨人が呻き声を上げる。
巨人はその正体の姿を捉えよえと辺りを見渡す。
『うあ"ああ"ァアア"ア"ッ……!!』
巨人がリヴァイの姿を捉えるより速く、すぐ様また巨人の肉を切り裂く。
『ヴゥぅ"うゔヴヴウァ"アあ"ッ…………!!!!』
巨人の再生が全く追いつかない程のスピードでリヴァイは肉をズダズダに切り裂く。
肩を裂き、
頭を裂き、
目を裂く、
そして、首をその胴体から引き離した
巨人がリヴァイを捕まえようとして伸ばした手さえも原型をつとめないくらいにズダズダに切り裂く。
『ゔぉお"ぉオ"おオオ"お"オオ"オ"ッ……………………ッ!!!!』
左腕から首までを一気に引き裂き、最後に頸を削ぎ落とす。
夥しい程の血を吹き上げ、巨人の体は動力を失ったように大きな音を立て、地面に倒れた。
その巨大な風圧は、リヴァイの髪を靡かせた。
『うぐぅぅ"ウッ……!』
イザベルとファーランを殺した巨人を殺しても、虚しさや喪失感は消えなかった。