第9章 気付いた想い
ピ「おい、休憩は終わりだ。そろそろ再開するぞ。……どうした蓮?」
すると、悟飯と話をしていたピッコロが此方にやって来た。
ピ「…蓮?」
再度ピッコロが呼び掛ける。
蓮「ハッ!!あ、いや…ちょ、ちょっと紅茶を零しちまってさ…。あ…あはははは……」
気持ちの悪いくらいの引き攣った笑みを浮かべる。
ポ「蓮、タオルと着替え持ってきたぞ」
神殿の中から戻ってきたポポがタオルと短パンを渡してくれた。
蓮「さ、サンキュー…。そ、そんじゃちょっと着替えてくっから少し待っててくれ!すぐ戻ってくっから!!」
タオルで濡れた部分を押さえながら神殿に向かって歩く。
ピ「…あ、ああ。早くするんだぞ…」(苦笑
呆れたのか、そう言って苦笑いを浮かべるピッコロ。
蓮「おお。そんじゃあちょっと失礼…」
そう言って神殿の中に入る。
蓮「…ふううぅぅぅ〜〜〜〜〜……」
身体の中にある空気を全部吐き出すくらい息を吐く。
(ヤッベェ…かなりキてるな……)