第9章 気付いた想い
〜 蓮side 〜
ピッコロと悟飯が二人で話をしていた丁度その頃…
蓮「わぁ、このマカロン激ウマ!!ポポはなんでも作れんだな♪マジスゲーよ!!」
ポ「ポポ、鼻高々」
天「デンデも食べられたらいいのにね〜」
デ「う〜ん、食べられない事もないんでしょうけど……やっぱり少し不安なのでやめておきます」(苦笑
ト「ナメック星人って不思議だよな…水だけで生きていけるしさ。そういえばママが言ってたけど、ナメック星人には男も女もないって本当?」
蓮「え……?」
トランクスのその言葉に、紅茶を口に運ぼうとしていた手は止まった。
デ「はい、ナメック星人は地球人のように男女の区別はありません」
蓮「男も女もねぇって……じゃあどうやって子孫を増やすんだ?」
デ「口から卵を産むんです」
天「えー、卵!?ボク、初めて聞いたよ!!じゃあさ、お父さんとお母さんみたいに結婚とかしないの?」
デ「はい、男も女もないですから。結婚や恋愛も必要ありませんし、そもそも恋愛という物がよく分かりません」(汗
デンデは少し困った様に頭を掻いている。
ト「へぇ~!!ママの話、本当だったんだ」
天「凄いね、トランクス君!!口から卵産むところ見てみたいね!!」
トランクスと悟天が無邪気にハシャぐ。
けどあたしは、デンデの言葉に頭を鈍器で殴られた様な衝撃を受けた。