第4章 別世界
デ「やはり、ドラゴンボールしかないでしょう」
ピ「そうだな。それが確実だろうな」
蓮「ドラゴンボール?」
ピ「ドラゴンボールというのは世界中に散らばっている7つの球の事だ。7つ全て集めるとどんな願い事も叶えられる」
蓮「スッゲェ…。あたしの世界にはそんなスゲェもん無かったぞ」
ポ「この世界でも知ってる人間、とても少ない」
蓮「そうなんか?まぁそりゃあそうか…みんながみんな知ってたら彼方此方でドンパチ騒ぎになってるだろうな……」
(……ところで、さっきから突き刺さる様な視線が痛いんだが……)(汗
みんなで話し合っている最中もずっとピッコロがあたしを睨んでるような気がしてならない…。
(あたしなんか気に障るような事したんかな…?)
横目でチラッとピッコロを見ると、フイと目を逸らされた。
(何なんだ一体……)(汗
デ「ドラゴンボールを探すにはレーダーが必要ですし、明日ブルマさんの家に行ってみてはいかがでしょうか?」
ピ「ああ。明日ブルマの所へ連れて行こう」
どうやらブルマさんという人の所へ行く事になったらしい。
(ブルマさん……一体どんな人なんだ?)
デ「では、蓮さんは今夜は先ほどの部屋で休んで下さい」
蓮「ああ。ありがと、助かる」
ポ「風呂もある。入るといい」
ポポの申し出をありがたく受け取る事にした。
至れり尽くせりで有り難過ぎる。
デンデとポポの心遣いに感謝感激雨霰…。