第4章 別世界
蓮「ええっ!?ンなのアリかよ!?ズリィぞお前、反則だっ!!」
ピ「反則と言われてもだな……」
蓮「…読まねぇ事も出来んだよな?」
ピ「ああ」
蓮「じゃあ、あたしの心は出来るだけ読まないでくれねーか?言いてぇ事があんなら自分の口で言うし、聞きてぇ事があんなら答えるからよ」
(出来る事なら読まれたくねぇ…。あたしの過去の事や叔父の事、背中の刺青の事には……)
ピ「うむ。そうして欲しいのならそうしよう。了解した」
蓮「サンキュ」
その時、ギュルルゥ〜と腹がなった。
あたしは自分の腹を摩った。
(そういやぁ、今日は朝軽くしか食ってねぇから腹減ったなぁ……)
すると、ポポが声を掛けてきた。
ポ「蓮、お腹空いたか?食事にするか」
あたしは笑って頷いた。