第11章 認めた想い
蓮「だから悪りぃけど、先にトランクスと行っといてくれ。あたしも修行が終わったら帰るから」
迅「けど…」
また突然消えてしまうんじゃないか…そう思っているのか、一人で行く事を渋る迅。
蓮「大丈夫だって、もう絶対いきなり消えたりしないから。お前みてーな泣き虫おいて行けるかよ」
迅「……わかった、じゃあ先に行って待ってるからな。修行頑張れよ」
飯「あ、それじゃあボク達もそろそろ帰ります」
天「蓮姉ちゃん頑張ってね!」
そう言って悟飯と悟天…そして渋々迅もトランクスと一緒に帰った。
外から迅の叫び声が聞こえてきた…そういえばあいつ高いとこ苦手だったような…。
ピ「いいのか?あの男と共に行かなくて」
ピッコロはあたしが迅と一緒に行くと思ってたみたいだ。
まぁ、やっと再会出来た幼馴染みがちょっと離れてる間に消えたりするんじゃ…なんて心配はあたしにも正直ある。
けど…
蓮「修行を途中で放り出す事はしたくないからさ。ちゃんと今日の分を終わらせてから帰るよ」
ピ「しかし…」
まだ何か言おうとするピッコロ。
あたしはその口に人差し指を当ててソレを止める。
ピッコロはあたしのその行動に驚いて目を見開いている。