• テキストサイズ

ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生

第2章 「魔法省の勧誘」


「ダンブルドア、僕は国外に出るのを禁じられています。
出国したら、アズカバン行きで連中は牢のカギを捨ててしまう…」




「ニュート、私が何故君を敬愛していると思うかね?
私の知っている他の誰よりもだ____君は権力や名声を求めない。ただ、これは正しいことか?と自問する。
そして正しいなら、どんな犠牲もいとわずに実行する。」




「それは光栄です。でもダンブルドア、
失礼ですがどうしてご自身で行かれないのですか?」






ニュートの発言にダンブルドアは立ち止まり、
「私はグリンデルバルドと戦えない。」と断言をした。






「君でなければならないのだ……まぁ、そうだろうな。
私が君の立場なら、多分断る。
もう夜も遅い____おやすみ、ニュート」







ダンブルドアがそう言うと、姿くらましでその場から消えた。







「まったくもう!」








ダンブルドアの手袋がまた片方だけ現れ
安全な家の住所を書いた名刺を、ニュートの上着の胸ポケットに差し込んだ。






「……よし、早く僕も帰らないと。」








彼の最愛のコウヒ・ローズウィルが
料理を作っている姿を想像しながら、
ニュートはその場から姿くらましで消えた。
/ 36ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp