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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第4章 悪魔と、死神と、切り裂きジャック






「堪らないお願いだね…そんなに可愛いおねだりなら小生、何度だって応えてあげるよお姫様。ヒッヒッヒッ……」


するとアンダーテイカーは背中のボタンを外してフリルのたくさんあしらわれた黒いドレスを引っ剥がすように脱がせると、マリアンヌを組み敷き最後の確認をする。


「小生の気の済むまでやめてあげられないけど、大丈夫かい〜?」


気の済むまでやめてもらえないのはいつもの事だ。何も問題はない。
今のマリアンヌは一刻も早くアンダーテイカーを自身の最奥に招き入れたかった。
こんな問答など無用であった。


マリアンヌは返事をするかわりにアンダーテイカーの銀髪を両手で掴むと力いっぱい自身の方に引き強引に口づけた。


それと同時にマリアンヌの下腹部を襲ってきたのはいつもより質量の増したアンダーテイカーの熱源による快感だった。



「(あぁ!!………あぁ……)」



激しく打ち付けられる律動は、いつもよりも力強く若干痛みを伴った。
アンダーテイカーもマリアンヌの要望を存分に応えるつもりらしい。



強く深く貫かれる苦しみに、大きく襲いかかる快感、マリアンヌはかたく目を瞑りながらアンダーテイカーの腕をグッと掴んだ。





「……マリアンヌ、痛いかい?」


その様子を察してかアンダーテイカーはマリアンヌの耳元で優しく囁くが、マリアンヌはブンブンと首を振った。



「(か、構いません……どうか、アンダーテイカーさんの思うままに愛して下さい……私は…それが欲しいんです…)」



「そうかい……マリアンヌは永遠に小生のモノだよ。手放すつもりはないから安心おし。」




「(あぁん……あぁ……あぁ…)」



マリアンヌの髪を撫でてやりながら、うっすらと目を細めて慈しむように見つめると、再び太腿を抱えて、溢れんばかりの愛情をマリアンヌの中に打ちつけた。









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