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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第2章 死神とゲーム♪



「(う…んん……ん…)」

何度も角度を変えながら絡みつく舌はマリアンヌを決して逃してはくれなかった。





息が苦しくなってきた所で唇が離れれば、今度は耳元で妖しく囁かれる。

「マリアンヌ、もう1回。」

不安定な馬車内でらしくもなくアンダーテイカーを求めてしまったマリアンヌには、もう再び交わる余裕など残ってなかったが、だからといって抵抗する気力もない。

力無く頷くことしかできなかった。


下着を脱がすと今しがたマリアンヌの奥深くに注がれた白濁液がマリアンヌの愛液と混じり溢れ出てくる。


ぐったりと仰向けに横たわってるマリアンヌの脚を広げ、自身を中に割り込ませると、その両膝の内側は赤く擦れてしまっているのが目に入った。


指でなぞれば小さくブルッと顔を歪ませる。
きっと少し痛むのだろう。
だが、その痛む様子の膝ですら、先程の馬車内での情事の激しさを物語っており、さらにアンダーテイカーを興奮させた。

「こんな真っ赤にさせちゃって…痛いだろう?そんなに小生が欲しかったのかい?」

余程恥ずかしくなってしまったのだろう。脚を持ち上げ赤くなった部分をペロリと舐めて見せれば、一生懸命に顔をそむけてしまう。

「ヒッヒッ、可愛いね〜、小生、滅茶苦茶に壊したくなっちゃうね…」


「(いゃぁ……あぁ…)」


次の瞬間、たった今吐精したとは思えないほどのモノが侵入してきたため、マリアンヌは大きく背中をしならせてしまった。


背中のファスナーをおろされれば上半身があらわになってしまう。
必死に隠そうとするが、無駄な抵抗とばかりにアンダーテイカーの唇がマリアンヌの首筋に、胸元に吸い付き、無数の跡を残していく。


「(ダ、ダメ…です…)」

もう体力の限界だったが、再び快楽の世界に引きずり戻されてしまうと、自然とアンダーテイカーを求める様に大きな瞳に涙をいっぱいためて見つめてしまう。


「そうだよ、マリアンヌ。もっと、もっと、小生を欲しがっておくれ。」


アンダーテイカーは黄緑の瞳で妖しく不敵な笑みでマリアンヌを見つめ返す。


ダメ……そんな顔、そんな台詞、ずるい…


マリアンヌはその妖しくも美しい死神の前に、抗う術などありはしなかった。




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