第11章 死神アンダーテイカーの裏の裏

アンダーテイカーの激しい律動に合わせてソファもギシギシと軋みながら揺れる。

その軋む音ですら、この交わりの激しさを表している様で、2人の興奮をより一層昂ぶらせた。



「（あぁん…あぁ、はぁ……あ、あぁ……もう…もう…あぁぁん……）」



身動きのとれないマリアンヌは息を上げながら必死に送り込まれる快感を受け止めていたが、もう限界が近かった。

自分の意思とは関係なく下半身がキュンキュンと締まりだす。



「マリアンヌ…もうイキそう…？」



マリアンヌの膣内が急速に締まりだしたため、アンダーテイカーは絶頂が近いのだとすぐに気づいた様だ。


マリアンヌはかたく閉じていた目を開くと、涙を溜めた瞳で見つめ、コクコクと頷く。



「そうかい…もっと愉しみたい所なんだけど、小生もそろそろ限界なんだ…マリアンヌの中で果ててもいいかい？」



もうゾクゾクとした快感の波がすぐそこまで迫ってきていたマリアンヌは、唇を噛み締めながら再び激しく首を縦に振った。


「そうかい……」


その必死に耐える姿ですら可愛くて愛おしい。


アンダーテイカーはマリアンヌの片脚を降ろすと、もう片方の脚は持ち上げたまま抱えて、降ろした脚に跨る様にしながら挿入する体位を変えると、マリアンヌに押し寄せている絶頂感を一気に引き上げる様に激しく腰を打ちつけた。


「（キャア…ま、まって……ナニコレ……あぁ！あぁん…いや…いやぁ…アンダーテイカーさん…アンダーテイカーさん……まってぇ……）」



いきなり体位が変わり、より深い挿入感がマリアンヌを襲う。


子宮口を突く様に、深い部分を強い刺激で攻め立てられてしまえばもう限界だ。

助けを求めるようにアンダーテイカーの方を見ると、アンダーテイカーは自身の脚を抱えながらマリアンヌに見せつけるようにペロリと舐めた。


「可愛いよマリアンヌ…なんて可愛いんだ…早く快楽に溺れた蕩ける様なマリアンヌを小生に見せておくれ…」


「（あ…あぁ…いや…もう、もう…わたし…わたし…イッちゃう…アンダーテイカーさん…もう…イッちゃう…！」


そう言いながら、より一層激しく攻め立てられると、マリアンヌはビクビクと全身を激しく痙攣させ、絶頂へと達してしまった。