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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第11章 死神アンダーテイカーの裏の裏





「(あ…あ、あぁ……)」


身体をピクピクと震わせながら潤んだ瞳でアンダーテイカーを見つめるマリアンヌ。

そんな恍惚とした甘い表情で見つめられてしまえば今度はアンダーテイカーの全身にゾクリとした射精感が走る。



「可愛いよマリアンヌ…愛してる……」



「(ん……んぁ……あぁん……!!)」



マリアンヌが達したのを確認すると、アンダーテイカーも欲望のままに激しく貫き、その最奥に熱い精液を注ぎ込んだ。




「(はぁ…はぁ……あぁ……)」



激しい情事に肩で息をしているマリアンヌを、アンダーテイカーはゆっくりと抱き起こした。


「大丈夫かい…?ほら、小生が起こしてあげるから掴まってごらん…」


素直に首の後ろに腕をまわしたマリアンヌを確認すると、アンダーテイカーは横抱きに抱き上げ応接室を後にする。


あんな狭い所で無理をさせただろうか。

マリアンヌは息を上げながら目元はもうトロンと蕩けてしまっている。


少し休ませてやりたいが、こんな無防備な姿を見せられてしまえばアンダーテイカーの下半身は再び暴走寸前にまで熱を滾らせてしまっている。


「まったくマリアンヌには敵わないよ…」


「(………??)」


「こんな死神離脱組の小生に向かってあんなに無垢な視線で、“何をしていても構わない、ついていく”、なんて言われてしまったら、もう君を求める事を止められなかった…」


「(…アンダーテイカーさん……?)」


「やっぱり小生には君が必要だ。君が側にいてくれなければ、どんなに極上の笑いを提供されようと、小生の心を満たす事なんてできない。それだけマリアンヌが大切で愛おしい……だからこの研究はかならず成功させたいんだ……」


改めてマリアンヌの大切さを再確認すると、アンダーテイカーは少し慌てた様子のマリアンヌに構うことなく、シレッと寝室まで連れて行く。






そしてマリアンヌがアンダーテイカーの激しい愛の行為から解放されたのは、日付が変わり気を失ってしまった後だった。






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