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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第9章 フタリノキモチ





アンダーテイカーは早くマリアンヌの中に入りたいとばかりに手早くホックを外すと、ローブの下に着ていた服も乱雑に脱ぎ捨てて、マリアンヌの脚を開いた。



「(……あっ……)」



まだ絶頂の余韻が残っているが、そんなのに構うことなくアンダーテイカーの膨張したモノがマリアンヌの蜜口に押し当てられ、クチュリと厭らしい音が鳴る。




「(…あ……あぁ……)」











「マリアンヌ……愛してるよ…」












アンダーテイカーが前髪をかきあげ、その黄緑色に光る瞳で真っ直ぐとマリアンヌを見つめると、細い腰を掴んで一気に奥まで挿入させた。



「(…あぁぁ…!あぁん…!!)」



想像以上の快感に悶え喘ぐマリアンヌ。



マリアンヌは今までに何十回、何百回とこの行為をしてきた。しかしこんなにも快楽を感じたのは、初めてだった。

腰を打ち付けられるたびに溢れる程の快感が注ぎ込まれ、身体も心も頭の中の思考も全てアンダーテイカーで満たされてゆく。


それが心地良くて、気持ちよくて堪らない。


マリアンヌは戸惑いながらも、素直に喘ぎ乱れるしかなかった。




「マリアンヌ…心も身体も、やっと繋がれたね。小生はマリアンヌの事が欲しくて欲しくて仕方なかったんだ…。…だから、本当に、夢みたいだよ…」




「(ア、アンダーテイカーさん……あぁ…)」



優しく耳元で囁かれてしまえば、その低く響く色っぽい声にも反応してしまい身体がピクリとしなる。今のマリアンヌは全身が性感帯になってしまってる様だ。





「(はぁん……あぁぁ…!あぁぁん…!)」





高い熱のせいもあり、快楽に溺れながらもだんだんと意識が遠のいていくが、アンダーテイカーの欲望がそれを許さなかった。



「マリアンヌ〜まだ気を失うのは早いよ?小生、もう一度イカせてあげるから、おねんねするのはその後におし。」



ニタリと悪い笑みをこぼすと、アンダーテイカーはマリアンヌの両脚を開いて膝の裏を抱えると、より一層律動を早めてマリアンヌの中の絶頂感を誘い出す。


「(あぁ……あぁ……ダ、ダメ……)」


脚を広げられてより奥まで突かれると、先程のゾクゾクとした浮遊感が再びマリアンヌを襲った。


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