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君は小生の宝物/葬儀屋/黒執事

第1章 甘くて激しいバレンタイン♪



期待通りの快感に思いっきり酔いしれたいのだが、絶頂の波がやってくると、何故だがアンダーテイカーは一度動きを止めてしまう。


「(もう…やだぁ……どうして?)」

「さっきも言ったけど、お仕置きだからね、あと何回我慢できるかな?」


イキそうでイケない、生殺しの状態が何度続けられただろうか。

今のマリアンヌは、ただはしたなくも絶頂を欲しがるだけの厭らしい女である。
しかし、涙を流しながらアンダーテイカーを欲しがる
マリアンヌの姿は、普段の様子からでは考えられないほど淫猥で、それはそれは想定外に興奮をそそられた。

そろそろ自分も限界を迎えそうになっていたアンダーテイカーはテーブルからマリアンヌを降ろすと、背中を向かせ後ろから再び挿入をし、腰を打ちつける。


「(あぁ…はぁ…あぁ…)」


ズブズブと愛液は溢れ出し、マリアンヌの太腿をつたうと、ガータータイツをみるみると濡らしていった。


うまく立てないのか、テーブルに手を乗せ、ブルブルと快感に打ち震えていると三角巾を着けているマリアンヌのうなじから小さな赤い跡が見えた。


「……………。」


これをつけたのは間違いなくあの悪魔だろう。
産まれや育ちに過酷な運命を強いられたマリアンヌは極端な程に無垢で無欲だ。
あの悪魔はそんな純粋すぎるマリアンヌに興味を持ったのだろうか。今はシエルとの契約に縛られているため、横取りされることはないはずだが、だからといっていいわけではない。

所詮害獣は害獣でしかないのだ。


「あの、害獣風情が……」


「(キャアア…!!)」


アンダーテイカーの声はよく聞こえなかったが、一気に律動が加速し、急激に何度めかの絶頂感がやってきた。


「マリアンヌ、小生もそろそろ限界だ……出してもいいかい?」

耳元で妖しく囁かれれば、ノーと言えるわけはなく、快感に身を任せながらマリアンヌはコクコクと何度も頷いてみせた。

「いい子だよ〜」

さらに力強く打ちつけられると、焦らしに焦らされたマリアンヌは大きく背中を反らせながらあっけなく達してしまい、それと同時にアンダーテイカーも欲望の白濁液をマリアンヌの奥深くに放った。








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