第7章 死神との出会い
「(……な、なに……?)」
少女の拒絶する表情に気づく様子もなく、亭主はズボンのベルトを外すと、自身のモノを取り出し自らの手でしごき始めた。
少女は自分の雇い主である亭主の、想像を絶する行為に驚愕し、目を見開いたまま動けなくなってしまった。
「ほら、さっさと股開け。」
しかし、亭主が自らしごいていた陰茎が完全に勃起すると、早くしろと言わんばかりに少女をベッドに組み敷き脚を開かせた。
「お前の水揚げを買っていった男はあの年の割には絶倫だ。しこたま善がらせてもらったんだろうよ?」
そう言いながら亭主は少女の秘部にかたくなった陰茎をあてがうと、容赦なく貫いてきた。
「(いやぁ……!!や、やめてください…お願いです……)」
「その顔はなんだ、客に失礼だろ。もっといい顔で鳴かないと、儲けにならねぇだろうが。」
少女を買っていった客の精液がまだ体内に残っていたせいか、辛うじてすんなりと挿入できたが、そんなのは問題ではなかった。
散々自分の中を蹂躙されたおかげで、痛みこそもうなかったが、性の快感が少女に訪れることはなかったのだ。
容赦なく貫いてくる亭主の陰茎は少女の内蔵を幾度となく突き上げ、汚い白濁液をその膣内で吐きだした。
「処女なだけあって締まり具合は問題なさそうだな。明日からは愛想よくきちんと働けよ。」
そう吐き捨て亭主が部屋を出ていくと、少女より年下の下女が部屋の掃除にやってきた。
昨日までは自分もやっていた仕事だ。
だが、明日からはこの身体を使って客を取る仕事をしなくてはならなくなったのだ。
下女としてこき使われていたほうが何倍もよかったと、少女は違和感の残る下腹部を押さえながらその部屋を後にした。
翌日からは娼婦としての本格的な仕事が始まり、まずは少女の競りで高値をつけていった順番に予約が組まれていた。
だいたい一晩で2,3人だ。
人数だけ見れば少ないように感じるが、鳴かない鳥を鳴かせようと精力を漲らせた男たちの欲望は膨大だった。その相手は果てしなく苦痛でしかなかった。