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エルヴィン裏短編/滾る心の命ずるままに

第1章 叶わぬ想いを胸に


リンネは与えられる快感に抗うことができず、娼婦としての立場を忘れて素直に善がりだしてしまった。

ギュッと目を閉じブンブンと顔を横に振りながら快感を受け入れてると、絶頂の波はすぐにやってきてしまった。

「あぁ…あぁ…!」

リンネの膣内はもっともっと刺激が欲しいと、エルヴィンの指をギュウギュウと締め付け離さない。
その様子に絶頂が近いことを悟る。

「リンネ、我慢はしなくていい。イキなさい。」

優しい言葉をかけると、更に動かす指のスピードを速くする。

「あぁん!はぁん!団長!イク!イク…イッちゃう!」

歓喜の声を上げ、背中が大きく仰け反ると、全身がビクビクと痙攣し、リンネは自身の1番弱いところで絶頂を迎えてしまった。


「……気持ちよかったかな?」


グッタリとうなだれてしまったリンネの耳元で囁く。


「は…はい…気持ちよすぎました……団長、すごすぎです…」


足に力が入らなくなってしまい、エルヴィンに後ろから抱えられる様な状態であったが、振り向いたリンネの蒼い瞳に見つめられてしまうと、どうしてもクレアを重ねてしまい、エルヴィンのモノはまたもや雄々しく強張りを取り戻してしまった。

今日の自分は本当にどうかしている…その自覚は十分にあったし、まもなく壁外調査も控えている。エルヴィンは、なんとしてもここにいる間に想いの丈を吐き出してクレアの事を完全に吹っ切りたかった。

その為には、もうなりふり構ってはいられないようだ。


「すまない……まだ私のモノは満足してないみたいだ。」

そのありえない言葉に一瞬耳を疑ったが、愛液で十分に濡れているリンネの秘部はすんなりとエルヴィンを受け入れてしまった。


──ズチュッ──


「キャァァ!!」


絶頂を迎えたばかりの身体にさらなる快感がリンネに襲いかかる。
悲鳴のような声を上げてしまうが、自身の後ろから侵入してくる雄々しくそそり立ったエルヴィンのモノは、執拗なまでに自分の弱い所を攻め立て、何かを考える余裕など一切与えてはくれなかった。


背後から挿入をしたエルヴィンは、余計な事は考えさせまいと、激しい律動でリンネを善がらせた。





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