第2章 マルガリータ
今日、オレの護るべき存在(マスター)に出会った!!
お願いが叶ったって事だよね!!アガる〜!!
あ、自己紹介しなきゃ(汗)
マルガリータ「マスター、ハグしよ、ハグ! いぇーい! オレはマルガリータ!」
力強く抱きしめる…皇后様に与える事が出来なかった愛情をたっくさんこの人に注ぐんだ!!
アハハハ♡マスター、ビックリしてる。
かーわいっ
マルガリータ「昔一緒だったオレの大切な人がねー、ハプスブルク家の皇后でマルガリータ様っていうんだけど、
その人と同じ名前にしてもらったんよ~! アガる~っ!
オレってこう見えて箱入り息子だからさぁ、自由になれてめっちゃワクワクしてるのっ!
戦うのも初めてだけど、おじさんもいるしまぁダイジョブっしょって感じで!
とりあえず恋バナしよーよ! アハハハ♡」
貴方「おじさん…? ハプスブルク家…あ、レオか
…って、恋バナ!?」
マスターが独り言をブツブツ言いながら理解してくれたみたい!
この人と出会って数分しか経ってないのにマスターの色々な表情が見られちゃった♡
もうオレは同じ過ちを繰り返さない。
絶対にこの人を笑顔にするんだ!
そう誓った。
…なのに。
ブラウンベス「…クソっ、これだから不良は…!!」
ケンタッキー「んだと!!イギリス野郎!!!!!」
マスター「ま、まぁまぁ…」
ケンタッキーとブラウンベスが喧嘩してる。仲裁に入るマスター。
マスター…笑ってない。
最近見つけた古銃をマスターに呼び覚ましてもらった。
出てきた貴銃士はニコラとノエル。
ナポレオン陛下に報告したら3人とも喜んでいた。もちろん、マスターも…
でも3人が去った後自室で苦痛に顔を歪ませるマスターがいた。
マスター…笑ってない。
最近マスターが1人の時笑っていないんだ。これじゃあ皇后様と同じじゃないか…。
オレは誓ったんだ。マスターを笑顔にするって…
それなのに…