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君のいる世界(裕太ver.)
第2章 小さな命
ー主人公視点ー
私は家に帰ると、早速彼に会えたことを両親に伝えた。
「彼は玉森裕太さんってお名前なんだって」
母親「それで私達がお礼をしたいと伝えてくれたの?」
「うん、後日パパとママに会ってくれるそうよ」
父親「そうか」
パパはほっとした顔で、うんうんと頷いた。
母親「じゃあ、その日はご馳走を用意しなくちゃね」
ママも嬉しそうだった。
今まで名前も知らなかった彼。
いつもあの席に座っていた。
初めて目があったあの時から、彼の事を気になっていたのかもしれない。
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