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1人の少女を救うことはできるのか!?【浦島坂田船】

第2章 1人の少女


坂田sid

俺達は家に急いで帰った

セ「救急箱持ってきますね」

さ「んー」

俺はこの子をソファーに寝かせた

とりあえずどーしようか

どれだけ傷があるのかみたいけどなぁ…

女の子やしなぁ

セ「持ってきましたよ」

さ「ありがとー」

救急箱を開けて中身を確認するのが多分ガーゼが足らない気がする

どれだけ傷があるかわからないし

さ「まーしぃとセンラで消毒液とガーゼ買ってきてくれへん?なるべく多めに」

し「わかったわ、センラさん行こ」

さ「わからんかったら電話でも写真でもいいから連絡していいから」

セ「わかりました」

さ「とりあえずうらさんは俺の手伝いをしてくれへん?」

う「わかった、何すればいい?」

さ「綺麗なタオルを数枚とお湯…んー40度くらいの持ってきて」

う「わかった」

さ「それと、うらさんが持ってる中で1番小さいシャツとズボンできればハーフパンツももってきといて」

う「んー」

さ「さてと…とりあえず先に顔のケガの手当してからケガの確認するかな」

俺は先に刃物で切られたであろう傷の手当てをした

ここの傷だけで消毒液とかガーゼがなくなると思ったから買ってきてもらうように頼んだんだけど他にもこんな傷があってほしくない…

さ「こんなに綺麗な顔なのに…
傷が残ったら大変だなぁ…」

俺はとりあえず応急処置として消毒液を染み込ませたガーゼで血を拭き取った

そうするとうらさんがお湯とタオル、服を持ってきてくれた

う「どう?」

さ「まだわからへん
この刃物で切られたであろう傷は多分深いと思うから流石に痛いと思うんやけど…
多分消毒して痛みで起きちゃうのは多分この子にとっては嫌なことだと思うから…
この子が起きてから手当てをしたほうが…」

う「そっか…でお湯はなんで?」

さ「流石にこの切り傷が他にもあったらお風呂入れないから拭くだけでもってね…
あってほしくないけど…」

う「それは俺もだけと…脱がすのか?」

さ「そうするしかないんやけど…
でも流石にね…」

う「あっ!なら…96に頼んでみたら?」

さ「他にいないしなぁ…」

う「確か近くにいるって言ってたから連絡とってみる」

さ「よろしくね」

くろちゃんが無理だったらどーしよ……
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