第4章 約束。
「他の男と喋んなって…俺言ったよな?」
「うん…」
はじめてのデートの時
確かに風磨は言っていた。
「じゃあ…さっきのは何?」
さっきの……。
写真のこと?
「あれは…しょうがないじゃ
_______ちゅ________
私の反論は唇に阻まれてしまった。
「ちょ…ふぅ…まっ…」
いつもなら嬉しいはずの風磨とのキス。
でも今日は…なぜかほろ苦くて。
「とにかく…もう他の男と喋んな」
風磨はそう言い残すと部屋から出ていった。
「なんなの……?」
他の男と喋らせない。
束縛_____________。
これが彼の愛し方。
じゃあ
”浮気"も風磨なりの愛し方なの?