第1章 金曜日
後片付けも終えてゴロゴロと戯れる。
「胸、大きくなった?」
おっぱいを揉みながら素朴な疑問。
大学時代よりも大きくなった気がする。
それまで幸せそうに俺の背中をさすっていた美咲の顔が、すっといつもの顔に戻った。
「それ、彼にも言われた。」
・・・そんな事が聞きたいんじゃないんだけど。
美咲もたぷたぷとおっぱいを弄ぶ。
「成長したからだと信じたいんですけど・・・太ったからかな?」
ぽちゃっとした自身のおなかを、美咲は忌々しそうにつまみ上げた。
確かにちょっと肉が増えたような・・・。
「まだぽっちゃり系女子の手前だと信じたいです。」
美咲はむにむにと肉を揉み上げる。
「ぽっちゃりいいじゃん。むしろ最高。」
素直な意見だったのに、なぜだか一瞬間が空いた。