【尾形】うちの庭が明治の北海道につながってる件【金カム】
第8章 第七師団
※妄想モード(軍曹Side)※
夕日の差す部屋の中。
少女はベッドの上で泣きながら抵抗する。
嫌だ! 痛い! 止めて!!とこちらの哀れみを誘おうとしているようだ。
その顔がどれだけ男の情欲を煽るか分かっていないだろう。
いかに涙を流し視線で懇願されても、男を悦ばせるだけなのに。
平素なら、感情の薄い己の口元に笑みが浮かぶ。
そして抵抗の出来ない少女を嬉々として押さえつけ、衣類を剥ぎ取り、その柔肌をむき出しにする。
本来なら恥ずべき、己がつけた傷の数々。だが、今はそれに何故か誇らしささえ感じる。
『嫌なら、いくらでも悲鳴を上げて結構ですよ。声が出せるものならね』
自分を心の底から信頼してくれる少女に、こんな残酷なことが言えるのかと驚く。
彼女はぶつけられた言葉に目を見開き、そして悔しさに涙をにじませ、こちらを見上げた。
だがこちらは露ほども欲望が収束する気がしない。
『あなたも、そんな目で俺を見るのか』と自虐的な笑いが浮かぶだけだった。
少女はなおも首を振り、こちらを睨みつける。
だがアザだらけの足を抱えられ、一瞬だけ痛みに顔を歪ませる。
そして『下の口』に熱を持った男根を押し当てられ、表情が完全に恐怖に侵食された。
己の一物は雌を前にし、すでに先走りの汁がこぼれ、中を食い荒らしたいと訴える。
だが少女は恐怖に欲望を制御され、そこまで準備が出来ていない。
震えながら首を振り、せめてもう少し優しくしてほしいと赦しを請うて見上げてくる。
それを無視して無理やりに口づける。
舌を噛まれることくらいは覚悟したが、それは無く、少女は蹂躙されるままになっている。
これ以上抵抗して、殴られでもするのが恐ろしいのか、それとも従順になることで、こちらを懐柔しようとしているのか。
だが許してやるつもりは毛頭無い。
本当は自分が最初の男になりたかったが、その栄誉はどこぞの山猫にかっさらわれた。
なら、永久に消えない傷をつけてやりたい……。
そんな残酷な感情が浮かぶのも、自分の中に流れる『血』の因果か。
だから全てを無視して、少女の身体を力ずくで貫いた。
声の無い悲痛な叫びを聞いたとき、己の中に浮かんだのは、やはり後悔より『悦び』だった。
※妄想モード終了※
「あのぉ……月島さん?」