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フェイタンorフィンクス

第4章 新しい仲間


「アリアか。ようこそクモへ。俺はクロロ。団長だ。」

「よ、ろしくお願いします。」

クロロの念能力を見て感じた。この人は特に敵に回してはいけない。決して。

「私は、パクノダ。パクでいいわ。」

肩に手を触れている女性が名乗る。

「私は、シズクです。よろしくお願いします。」

眼鏡をかけた女性が名乗る。

「俺はフィンクスだ。」

金髪長身のジャージ姿の男性が名乗る。

「アタシはマチだ。」

ピンクの髪の女性が名乗る。

「俺はノブナガだ。」

刀を携えた男性が名乗る。

「僕はコルトピ。こっちの包帯巻いてるのが、ボノレノフ。」

自分と同じ髪色の小柄な男性が話す。

「フェイタン。」

黒い衣装を身に付けた小柄な男性が名乗る。

「あとは金髪のシャルナークとフランクリンって大柄なフランケンシュタインみたいなのがいるわ。それと、今は捕まってるけどウボォーって奴も大柄な男よ。」

パクが話す。先ほど、質問されたときの厳しい口調とは違いとても穏やかな口調だった。

「はぁ。そうですか。」

身体的にも精神的にも疲労していた。
愛想笑いをする元気もなかった。

「早速で悪いが、アリア。その今、捕まっている、ウボォーを助けにいってやってくれないか。勿論、監視は数人連れていく。」

「……はい。それで皆さんに、信頼していただけるなら行きます。」

監視という単語はつまり、自分はクロロ達に信頼がないことを意味していた。信頼は今ここで得ておく方が後々楽だと考え真剣な表情で返答をした。

「ケッ!団長、俺も行くぜ。後、シズクはウボォーの毒出すのにと、シャルはセキュリティーを掻い潜るのに絶対、連れてくぜ。」

フィンクスが言う。私を見る視線は敵だというものだった。

「アタシも行くよ。アリアが逃げたときに縛り上げるためにね。」

マチも続けて話す。彼女もまた私を疑いの目でみていた。

「俺も行くぜフィンクス。ウボォーは俺の相棒だ。」

ノブナガもそれにのる。私のことは眼中にないようだった。

「決まりだな。」

団長がそう言うと、私を拘束していた鎖が外された。
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