第10章 痛み
「これなら、ワタシの口で出来るよ。歯、立てたら駄目ね。」
フェイタンの言葉を理解する前に顎を捕まれ、呼吸をしていた口に彼のモノが入る。
「フグッ!?」
嗚咽が強く。その度に涙が溢れた。
「おいおい、焦るなよ。まだ全然駄目だぜ。こんなんじゃ入らねぇぞ。」
「そうなたら、無理矢理いれるだけね。出血したら、間に合わなかたフィンクスのせいよ。」
マジかよ。と呟くフィンクスは、先程と同じように一本ずつ指を増やす。くちゅっと嫌らしい音がする。
「ぅ、ぐっ!んん!?……っ!」
「お?一本は余裕になってきたな。」
上からと下からの刺激で、体は敏感に反応する。
「うし、二本余裕になったぜ。三本目っと、」
「ん゛ん゛!?……ぐッ!……ゴホッ。」
思わず意識が飛びそうになる。
「ほら、しっかりするよ。もう少しね。」
「いやっ!!!」
ビクッと体が反応し、腰に力が全く入らなくなる。
「お?今軽くイッたな。」
フィンクスの言葉はもうわからない。
「良いぜ。こっちは大丈夫だ。」
フィンクスの指が三本同時に抜ける。口からもフェイタンのモノが離れ、むせる。
「げほっげほっ。ハァハァハァ。もう、やら。グズッ」
「罰ゲーム何だから我慢しろ。まぁ、下は気持ちいいはずだぜ。俺がならしてやったからよ。」
「入れるね。」
フェイタンの言葉と同時に今までにない質量のモノが体には行ってくる。しかも、フィンクスの指でも届いていない奥まで入ってくる。
「ハグッ!……ぉぐ……くる、しい。……いた、い。」
「フィンクス……っ!ワタシのでもっ……かなり、狭いよ。」
フェイタンが二、三回。軽く出し入れをするとゴリッとある場所にふれる。
「ぁ、ぁぅ。ひぁん!……いや、なに?そこ、変!」
「アリアのイイとこね。ここ、突くと中、絞まるよ。」
「いやあ!まっ……あっ!ん!?」
「おら、口がお留守だ。俺も後でするんだからしっかり舐めろ。」
上と下からの攻めに、涙が止まらない。きっと顔はぐちゃぐちゃだ。痛みと快楽が波の様に押し寄せ、気が遠くなる。
「ん、んん!ぁ……も……むり。ぃ……ック!?」
「……中に、出すね。っ!ーーっぐ!」
痛みが快楽へと変わっていく、自分の頭はきっとバカになったんだと思った。下半身に満たされ、広がる快楽に身を任せていた。