第10章 痛み
「えっと、ハグなら何時でもどうぞ。」
両手を広げて言う。
『え?』
フェイタンとフィンクスが再び同時に言う。
「え?抱くってハグの事ですよね?」
自分の考えを二人に話すとクスクスと笑い始めた。
「フェイタンw笑ってやるなよww可哀想だろww」
「フィンクスこそw人のこと言えないねww」
笑いをこらえてる二人を不思議に思う。
「??私、何か可笑しいこと言いましたか?」
「ww何でもねぇよ。さてと、ヤるか!」
「ワタシが先ね。フィンクスは2番目よ。」
「OK。俺は待ってるぜ。」
「あの、お二人とも何の話をして……っ!?」
突然体が倒れ、視界いっぱいにフェイタンが広がり、驚く。座っていたフィンクスのベッドに押し倒されたのだ。
「罰ゲームスタートね。」
フェイタンが悪戯な笑みを溢すとキスをする。
チュッと嫌らしい音が響く。
「っ!んん!?」
必死に抵抗するがびくともしない。
「フィン……っ!クス……んっ!助け……っ!て」
私の横で傍観を決め込んでいるフィンクスに助けを求める。
「無理だ。自力で何とかしな。」
フィンクスは口にタバコを咥え、全く助けるつもりは無いらしい。そうこうしているうちに、フェイタンのキスは激しくなり、舌で歯茎をなぞられる。その刺激に目を瞑る。
「いやぁ……っ!!!」
涙が流れる。
しかし、フェイタンは止めない。それどころか今度は胸を弄りだす。くすぐったさで、体がピクッと反応してしまう。首を左右にふっても全くフェイタンはやめようとしない。
「やめ……ん!……ぃやぁ!」
その反応をフェイタンは楽しむかのように弄ぶ。足と足の間にフェイタンが入り、秘部を膝でグリッと刺激し出す。思わず膝をたて制止しようとする。
「ひぅ!?」
情けない声が漏れた。
「もぅ……やめ……っ!」
「はは、全然顔はそう言てないよ。」
「やぁ//!」
フェイタンが耳元で呟く。それすら今の体には刺激になり、甘い声が出る。着ていたワンピースもたくしあげられ、秘部を下着の上からフェイタンの指がなぞる。膝で刺激をされてた時とは違い、何だかむず痒い。
「はは、もう濡れてるよ。アリア、こちの才能かなりあるね。」
「っ!?……グスッ」
「あぁー!もう!限界だぜ。」
突然、隣で傍観していたフィンクスが、私にキスをし始める。