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デジタル時計【H×H×フェイタン×短編】

第1章 0:00


注意(微甘×ドSフェイタン)

フェイタンから渡された、2つのサイコロをレンは観察していた。
そのサイコロは普通のサイコロと違い、体の各部位の名前が6面それぞれに書かれていた。2つとも色が赤と青で違い、書かれてる部位も違っている。

「何に使うのこれ?と言うか、どうしたのこれ?」

髪を乾かすのを終えたフェイタンにレンが最初に質問をした。

「シャルにもらたよ。女と遊ぶ時に使たら盛り上がるて言てたね。」

「???」

全くピンと来ないレンは首を傾げた。

「レン。どちか1つ、試しにふてみるね。」

言われるままレンは赤色のサイコロをふる。

「耳がでたよ?」

サイコロの出た面をフェイタンに見せる

「じゃ、ワタシの耳にキスするよ。」

「え?」

サイコロを持ったまま固まるレンの横に並ぶようにベッドに座り、フェイタンは悪戯な笑みを向ける。

「ほら、どうしたね。はやくするよ。レンがしないならワタシからするね。」

「え、ちょっと待って!どうゆうこと?」

レンは混乱する。

「レンがシャル待てる間にした欠伸の数だけ、そのサイコロどちかふるね。で、出た部位の所にお互いキスするよ。レンは、8回も欠伸したから8回サイコロふるね。」

話を聞いてるだけでレンは赤面した。

「つまり、私は8回もフェイタンにキスしなきゃいけないしされなきゃいけないってこと?しかもサイコロの出た所に?」

「その通りね。ほら、耳に早くするよ。」

「…………ん//!」

フェイタンの左耳にレンはキスをする。

「はは、レンの顔、茹でダコね。」

「は、はやく、フェイタンもしてよ。」

頬を赤く染めたレンは右側の髪を耳にかけ、フェイタンに耳を差し出す。その仕草はとても色気に満ちていた。

「ひゃん///!!」

「レン、耳だけで感じすぎよ。それじゃ~最後まで持たないね。」

フェイタンはキスを終えるとレンの耳元で呟く。
レンは恥ずかしさで死にそうだった。

「ん~//!!ほら、後7回ふればいいんでしょ!」

恥ずかしさを紛らわすためにレンはサイコロをもう一度床に転がす。
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