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鬼灯の冷徹 *短編集*

第7章 マワレマワレ*白澤*


どれくらいの時間がたったのか
気づけば窓の外は太陽が沈みかけていて、空は綺麗なオレンジ色に輝いていた。

そろそろ・・・・か。

すっかり片付いた我が家を見回す。

このままここで転生するのもなぁ・・・・
今夜は満月。
それなら、月が綺麗に見えるところで転生したいな・・・
月が綺麗に見える場所・・・
思考を巡らせていると、ある場所が思い浮かんだ。

「そうだ。あそこにしよう。」

1番お気に入りの着物を着て白澤様に貰った簪をつけると
何も持たずに家を出た。
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