• テキストサイズ

猫の戦い

第2章 猫の日常




放課後、部活の時間になる

『シロー、部活行くぞー』

《はーい。
美海、またね》

私は親友に別れを告げ教室を後にする

並んで歩く私たちは自然と手を繋ぐ

《明日から宮城かー
楽しみだね》

『お前は別の意味でだろ』

《まぁ、そだけど
クロと一緒ならどこでも楽しいのー!》

繋いだ手をブンブン振る

『俺もだよ』

そんなやり取りをしていると後ろから声をかけられる

夜久「お前ら校内でいちゃつくなー」

振り返ると夜久と海が歩いてくる

『あー、やっくんは彼女いないですものね〜』

クロが夜久を茶化す

夜久「喧嘩売ってんのか!」

海「まぁまぁ」

それを笑いながら諭す海。
これがいつもの私たちの光景だ

夜久「明日は烏野かー
レシーブ上手いやつとかいんのかな」

『夜久は可愛い女の子いんのかな?だろ?』

夜久「お前はちょっと黙ってろ!」

クロが相変わらず夜久をいじる
そうしてる間に体育館につく

《ほらほら、もうみんな集まってるよ》

私は流すように2人の背中を押して中に入った


/ 27ページ  
スマホ、携帯も対応しています
当サイトの夢小説は、お手元のスマートフォンや携帯電話でも読むことが可能です。
アドレスはそのまま

http://dream-novel.jp

スマホ、携帯も対応しています!QRコード

©dream-novel.jp