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猫の戦い

第2章 猫の日常




クロを含めた部員全員が並ぶ

私は猫又監督とコーチの横に立つ

全員「よろしくお願いします!」

監督「はい、よろしく
明日からいよいよ宮城遠征。
いつも通り繋ぐこと。私からは以上」

全員「はい!」

監督の言葉の後に普段通りの練習が始まる

私は記録をつけたり飲み物を作ったりマネの仕事をする

みんなを支えられることが嬉しい

犬岡「シロ先輩、手伝います」

1年の犬岡走が駆け寄ってくる

《大丈夫だよ
皆を支えるのは私の仕事だからね
犬岡は今回、遠征のメンバーに入ってるんだから練習に集中して》

私の言葉にニコリと笑いお礼を言う

犬岡「ありがとうございます!
たくさん練習してくるっす」

今回の遠征は全員が行けるわけではない
スタメンしか行かないのだ
1年生でそこに入れるのは凄いことだから頑張ってほしいと思う

《明日に向けての準備もしなくちゃ》

私が体育倉庫で物の用意をしていると後ろから声をかけられる

『何か手伝えることあったら言えよー』

そこにいたのは主将であるクロ

《ありがとう(ニコッ
でも、主将のクロだって忙しいんだから大丈夫だよーん》

『ありがとな
いつもお前には助けられてるよ』

《お互い様でしょ》

クロは微笑んで戻り、各々のやるべき事を終え帰路についた

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