第2章 猫の日常
朝ごはんも食べ終わり私とクロは家を出る
《咲夜ちゃん、行ってくるよー!》
母「おう!2人とも行ってらっしゃい!
気ぃつけろよ〜」
『うぃーす』
玄関のドアを閉め、私と鉄クロはもう1人の幼馴染みである研磨の家に向かう
私たちの家は3人とも隣同士
ご近所さんってやつで小さい頃から一緒
ピンポーン
研磨の家のインターホンを押す
《研磨ー!迎えに来たよ〜》
声をかけるとプリンベッドの男の子が顔を覗かせる
研磨「⋯⋯⋯おはよ。
1人で行けるって、いつも言ってるのに…」
私は、眉を寄せる研磨に笑いかけた
《またまた、照れちゃって〜!
そうだな〜
研磨に彼女が出来たらやめたげる!ね!クロ?》
『俺は別に〜』
研磨は諦めたようにため息をつくと
研磨「カバンとってくるから待ってて」
と、言って家に戻って行った