第3章 烏との再会
注意⚠️ここはちょっと文字多めです
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監督「俺と、あいつんとこのじいさんとは古い付き合いでな
お互いのチームでよく練習試合をしたもんだ
いつもなかなかいい勝負だったよ
だが⋯⋯」
監督の言葉が途切れる
何かを思い出しているように
監督「そうそうみつかるもんじゃねぇんだよ
いいライバルってのは
その後、烏養のじじいが復帰してすぐぶっ倒れたって聞いて
もう烏野の復活はダメかと思った
が。正直、想像以上の実力だった
特に攻撃。9番、10番の速攻
止められるやつはそうそう出てこないだろう
レフトの2人のパワーも強力な武器だと思う
あとはいかに繋ぐのか、だな」
「「「はい!」」」
監督「チームとしては荒削りだし、練習不足
でも、圧倒的ポテンシャルがある
練習次第で相当強くなれるだろう
本当に嬉しく思ってるぜ。またいいライバルが出来たってな」
それはすごく思う
ライバルは大事だ
監督「次は全国の舞台
沢山の観客の前
数多の感情渦巻く場所でピカッピカ、キラッキラのでっかい体育館で
ゴミ捨て場の決戦、最高の勝負やろうや」
「「「はい!」」」
監督の言葉に思わず涙が出そうになった
それは監督の夢だって知ってるから
お互いに話も終わり後片付けが始まる