第3章 烏との再会
寝る準備がしてある部屋でクロの横に座って明日の確認をする
すると、2年の山本猛虎が1年'sとくだらない話をしている
山本「我らが因縁の相手、烏野に女子マネージャーはいるか否か
俺はいない方に焼きそばパン!」
犬岡「えー、俺はいたらシロ先輩が嬉しいだろうからいる方で」
芝山「僕もです」
私の名前が出たので聞き耳を立てる
山本「それは、そうだが
うちにはいるのに向こうにいなかったらマウント取れるだろうが!」
とてつもなくくだらない
1年「「えー⋯⋯」」
山本「仮にもしかして美人のマネがいたりしたら
そのマネもシロ先輩みたいに誰かの彼女かもしれないんだぞ
俺は許さない(泣」
1年'sが引いている
ついでに私も引いている
山本は窓を開けて叫ぶ
山本「その時は覚悟しとけよ、烏野ー!」
『山本、うるせー!』
クロが我慢ならず声を上げた
山本はへこたれることなく研磨に聞く
山本「おい、研磨はどう思う?」
研磨「別にどっちでも」
想像通りの答えだ
研磨「⋯⋯でもちょっと楽しみだよね
烏野と試合」
私は目を見開く
山本「やる気なし男の研磨が試合を楽しみにしているだとー!」
山本の反応は分からなくもない
『山本、そんなに元気ならてめーだけ練習量増やしてやろうか』
山本「す⋯すみません⋯」
私はお腹をかかえて笑った