【ジョジョ第5部】Destino!【ブチャラティ】
第3章 appuntamento -デート-
それからシャワー浴び、2人で一緒にベッドに腰掛ける。
ブローノにはよく泊まりに来るジョルノの適当な服がいっぱいあったから、その中から好きなものを貸した。
うん、ブローノって本当…何着てもかっこいい…。
「ブローノ、ずっとあなたとしたかったこと、してもいい?」
「あぁ。今は2人きりだ」
私はブローノの右手を取って自分の左手を重ね、指を交互に交わわせる。
いわゆる、恋人繋ぎ。
「あなたとやってみたかったの」
「…明日からこうして歩こう。ちょっと目立つがな」
「ふふ。主にあなたがね」
私はブローノの腕に抱きつくように寄りかかる。
「いや?今日、君は相当周囲を釘付けにしてたが…」
「え?」
彼の肩に乗せた頭をまたすぐに起こし、私は目を丸くすると、逆にブローノも「え?」と言いたそうな顔で私を見つめ返してきた。
「気付かなかったのか?みんな君に振り返ってたぞ」
「まさか。それっていつもみたいにあなたのこと見てただけよ」
私は少し笑いながら言ったけど、ブローノは首を横に振った。
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