【ジョジョ第5部】Destino!【ブチャラティ】
第3章 appuntamento -デート-
「ん…っ、あッ」
ちゅっちゅとリップ音が鳴る。
ブローノは赤いアザができてるだろう首筋から唇を離し、耳元で囁く。
「リゼ、リゼ…」
「んん…っ」
そして、そのまま耳たぶをちゅっと吸ってから甘噛みしてくる。
声が…我慢できない…っ。
「んぁ…っ、もうだめ…!」
「…感じたか?」
「耳元で…っ、言わないで…」
ブローノは私の腰をぐっと引き寄せ、また深く口づけをする。
「好き…っ、大好きよ…」
キスの合間にそう言うと、ブローノは一度唇を離して愛しげに微笑む。
「リゼがオレのことを好きだということ…改めて実感する…。オレがどうしようもないほど君が好きってこと、君も実感してほしい」
「きっと…明日も明後日もその先もずっと…あなたと一緒にいたら実感すると思うわ。今はまだ夢の中にいるような気分…」
私はブローノの胸に抱きつく。
こうしてると、ドキドキするけど…安心もする。
変な気分。
この夢にくらくらしてる…。
「ブローノ、まだ少し夢を見させて…?」
「あぁ。わかった。君の願いは全部叶えるよ、リゼ」
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